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2008年7月

今のところ

P7101244    2008年7月31日(木)

      けふのうた

セールスの電話いつもは迷惑と思へど時に楽しくもあり

私はほとんど家にいる。基本的に外出するのは毎日30分の早朝散歩、週に2回の食料買出し、週1の中国語、月1の探検隊と短歌会。2ヶ月に1回の病院。家にいるのが好きな私には極楽の日々confident

家にいるとかかってくる電話には出なければならない。たいていは証券会社、太陽光発電、不動産、自然化粧品、お掃除、海産物のセールス。

基本的には話を聞かずに即切るが、会話に飢えている時は感じのいい人には付き合うことがある。

あるとき佐久平駅近くのマンションの勧誘があった。最近仙台から転勤してきたという30才の青年。変なセールストークではなく自然な感じ(それもセールストークかも?)いろいろ話すうちに

SM「母が編み物教室をしていたから小さいころから女の人がいっぱい出入りしていて、そのせいか結婚しようっていう気が起こらないんですよね」

私「いろいろあるけど一人よりはまあ面白いよ。人生面白いほうがいいじゃない?結婚はしてみたほうがいいかもよ」

SM「奥さんって変わってて面白いですね。またかけます」

1週間後再びSMから電話。でも買う意思がないというと当たり前だがそれっきりcoldsweats01ただでは遊んでくれない。

先日はセールスウーマン。

SW「もしもし。○○さんはいらっしゃいますか?」

私「留守ですが・・・」

SW「失礼ですが○○さんの奥様でいらっしゃいますか」

私「ええ、今のところ・・・

SW「クスッ(笑)今回はお独りの方にだけご案内させていただいております」

ガチャッ!

何のセールス?もしかして出会い系

あら、近々そうなるかもしれませんよ・・・

最後のオチが言えなくてザ・ン・ネ・ンbleah

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メタボばんざい!

P7281563    2008年7月30日(水)

     けふのうた

ピクルスにはこれが最適ひたすらに刻み続けるメタボのきゅうり

山の畑の地這いきゅうりがようやく採れだした。1週間ほど前かわいいのが2本ばかり採れたがその後いっせいに成長したらしく全員メタボ。しかもその数20本以上・・・大きなバケツに山盛りwobbly

「捨ててこようかと思ったけど大きいのも持ってこいっていわれたから」とは夫の言。ハイ、確かに言いました。でもこんなにとは・・・coldsweats01

しかしこのメタボきゅうりだって夫のたゆまぬ世話と鹿対策の賜物。無駄にしては申し訳ない。何とか鮮度のいいうちにとひたすら刻んだshock

二つ割して種を取りスライスして塩を振ったもの(あとでいろいろ使える)。もうひとつは我が家の朝食に不可欠なホットドッグレリシュ(刻みピクルス)。

P7281561 どちらも刻まなくてはならないが特にピクルスは細かくするのでいっそう大変だ。きゅうりのほかにたまねぎ、ピーマンも。ただひたすら刻んで刻んで大鍋ふたつ。塩をして一晩置き甘酢漬けにした。

このホットドッグレリシュは365日変わらない我が家の朝食メニューの必需品。飽きないのはこのおかげと信じている。

この時期のメタボきゅうりは我が家ではお宝。

    メタボ ばんざ~い!!

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霧ヶ峰の花 キスゲ

P7261499       2008年7月29日(火)

              けふのうた

真昼間の賑わい去りて満天の星と語れよニッコウキスゲ

霧ヶ峰高原のニッコウキスゲに会いに行った。なだらかな草原をひと時オレンジに染めるキスゲは霧ヶ峰の夏のシンボル。

例年20日前後にキスゲ満開というニュースを見て出かけるのだが今年は見落としたらしく、いくらなんでも25日を過ぎているんだからと出かけた。

白樺湖を過ぎ霧ヶ峰に入っても一向にオレンジ色が見えない。まさかまだってことはないよね?といいながら車山にさしかかると「頂上はキスゲ見ごろ」という看板。ほっとしたが斜面にはまったくない。

P7261504 おかしい・・・でもまさか嘘でもなかろうと富士見台まで行くとありましたぁ。斜面を埋め尽くすキスゲ・キスゲ・キスゲ。

さあ早くキスゲ畑の中を歩きたいと思っても駐車場はどこも満杯。警備員は無表情で先に行けと合図する。P7261532_2

結局花畑から一番遠い駐謝場にようやく空きを見つけた。高原の風に吹かれて歩く道すがらヨツバヒヨドリの白い花が広がる。地味だがたくさん咲くとそれなりねぇ。

一面の白にやがてポツリポツリとオレンジが混じりはじめ一気にキスゲだらけの斜面・・・感嘆の声を上げた。今年はまだアブラムシまみれではなくて感激ひとしお。

P7261501 見上げればオレンジの稜線の向こうには入道雲が湧き上がっていた。

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夏の嵐

P7271541      2008年7月28日(月)

      けふのうた

久々に東の空に大き虹 雲を茜に染むる夕の日

梅雨はとうに明けたのにこのところ毎日のように夕立が来る。

日中は高原といいながらも30度(平地の皆さんに叱られそう)になりエアコンのない我が家は午後になるとケッコウ辛い。

そして夕方になると雷鳴とともに夕立が来て、毎日大雨洪水注意報が出されている。

昨日の夕立は特にすごかった。3時過ぎ友達の家に出かけたがまもなく空模様が怪しくなり雷鳴とともに横殴りの雨になった。帰ろうにも車にも乗れず小降りになるまで待つことにした。

風雨はますますひどくなりやがて停電。向かいの林の落葉松は倒れるかと思うほど大きく揺れている。

それでも小1時間もすると小降りになったので車を出すとガード下で車が2台向かい合って止まっている。事故らしい。仕方なく遠回りだが中仙道へと回る。

その道にも小木が倒れていたり泥水が斜面から流れ込んでいたりで恐ろしかった。

P7271538 無事帰ってしばらくすると「虹だ」という夫の声にカメラを持って飛び出した。東の空に大きな虹がかかっていた。振り向けば西空は茜に染まり翌日の晴天を告げていた。

今日も暑くなるだろう・・・と思いながら早朝散歩をしていたらなんと8時前から雷雨。今日は朝から嵐だ。

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山百合

P7251455_5    2008年7月27日(日)

     けふのうた

かぐわしき強き匂ひは咲き誇る山百合の花夏の陽に映ゆ

P7251461_3 今わが家の道向かいに山百合が美しい。そこのお宅は無人になって久しいが数年前まで一部は鬱蒼とした落葉松林だった。

20年余り前わが家を建てたばかりのころはまだ窓から落葉松のてっぺんが見えたが成長の早い木で数年後には鬱蒼とした林になってしまった。

芽吹きと黄葉の季節は美しいがわが家には午前中しか陽がささず内心悩みの種だった。持ち主は気難しい老人で伐ってくれとも言えず忍従の10数年だった。

数年前その方が亡くなり奥さんは東京に行かれ無人になった。その後奥さんに「手配はこちらでするので伐らせてほしい」とお願いした。後の草刈などの管理は夫がせっせとやっている。

P7251457 いまは立派な株の山百合が咲いている。林のころは道沿いに見える花だけだと思っていたが奥にもあったのだ。山百合はひとつ花が咲くのに最低3年。それ以降1年ごとに一輪という。相当年数がたっているので1本にたくさんの花をつけて見事だ。わざわざ写真を撮りに来る人もいる。

P7251462 実はこの土地は相続関係が複雑で持ち主がはっきりしていないらしい。この美しい山百合はまだしばらくは楽しめるだろうか。

★最後の写真はほかの花と少し違う。変種?新種?

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ピーマンラーメン

P7251470_2       2008年7月26日(土)

       けふのうた

親孝行何もせぬまに逝かれたり母に捧げて弾くノクターン

今日は母の74回目の誕生日。

振り返ってみればわたしは母の誕生日にお祝いをしてあげた記憶があまりない。子供のころは自分がしてもらうだけだったし、大きくなってからはプレゼントはあげたが母の誕生日に私の手料理を振舞う機会はめったになかった。いつも母にしてもらうだけの情けない娘だった。

記憶の中で子供のころ母に作ってあげたとはっきり覚えているのは小学生の夏のある日のお昼のラーメン。もちろんインスタント。

夏休みだっただろうか、遊んでいたら母が怪我をしたという知らせが来た。耕運機のロータリーでふくらはぎを深くえぐってに病院に行ったと。幸い入院することはなかった。もしかしたら母がそのようにお願いしたのかもしれない。

家に帰ってきて休んでいる母を見てお昼に何か食べさせなくちゃと思ったのだろう。でも料理などしたことがなく唯一できるものといえばラーメンくらい。早速作ったが入れる具がない。そこでピーマンをいっぱい刻んで入れた。

えもいわれぬ味のラーメンだっただろう。

ピーマンのほろ苦さはあのぎらぎらした夏の日とともに傷ついてしまった母の美しい脚を思い出させる。

母は後半祖母に似てずいぶん太ったがなぜか脚は長くすらっとしてキレイだった。

母のいない7回目の誕生日。

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イルちゃん

P7241439    2008年7月25日(金)

       けふのうた

眠られず夜明けを待ちて歩き出し出会うわんこに笑顔を貰ふ

早朝散歩のコースを変えると毎朝出会う人も変わる。ワンちゃんを連れた人とも会う。ワンちゃんもおじさんもお年らしく二人ともゆっくりゆっくり歩いているので後から行っても追いついてしまう。

何回かは「おはようございます」と挨拶するだけで通り過ぎたが、ある日ワンちゃんが立ち止まっていたので私も足を止めた。

P7241444 ゴールデンリトリーバーで15・6才だとか。お名前は?ときくと「イル」。「イルちゃん?珍しいお名前ね。また明日ね」といって歩き出した。

しばらくしてふと「もしかしてエルちゃん?」

一人笑いしながら歩いた。

P7241441 昨日は新顔のワンちゃん「レイちゃん」と会う。

初めてなのでうまく写真を撮らせてもらえなかった。

今朝はもう覚えてくれたのかレイちゃんのほうから近寄ってきてくれた。

P7241450 トリは「アイちゃん」

アイちゃんは奇しくも私と誕生日が同じ。捨てられた動物の施設「ハローアニマル」で今の飼い主さんと出会い幸せな日々を送っている。

こうして散歩できるワンちゃんは幸せだ。

出会える私も朝からハッピー。

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新じゃが

P7211428    2008年7月24日(木)

      けふのうた

ころころと愛らしき芋の現れて楽しき作業ぞジャガイモ掘りは

新じゃがを掘った(のは夫)。男爵・きたあかり・十勝黄金のうち今年初めて作った十勝黄金。濃い紫色の花がきれいだった。

病気には少し弱かったらしくいち早く枯れてしまった。しかし夫のすばやい対応でほかの芋には害が及ばなくてよかったhappy01

早く枯れてしまったので芋の育ち具合はどうかと恐る恐る掘ったが無事大きくなっていた。大きくはなってもちゃんと熟しているかはまた別。味見したくてしょうがない夫は小芋を拾いだしキッチンにもってきて好物の「煮っころがし」を所望。

早速夕飯に作った。皮のまま茹でて甘辛く絡めるだけのシンプルなものだが芋の味と皮のしょうゆの味が絶妙でおいしかったwink

我が家の芋料理は新じゃがの煮っころがしを食べる終えるとたまにカレーに使ったりするほかはしばらく途絶える。何せ冬の間中鍋になるから。年を越しそろそろ芽が出そうになってあわてて食べるというのが例年のパターン。

ところが今年から朝ごはんにジャガイモのねぎソース添えが登場して定番となった。ありとあらゆるものが値上がりの昨今ジャガイモは貴重な食糧。折りしも今年は「国際いも年」。最後の一個まで無駄なく食べましょうconfident

そういえば「アンネの日記」の中でも芽の出たジャガイモを大切に食べていたっけ。ジャガイモが注目されるときはあんまりいい時代ではないのかもしれない。

★鹿対策その後・・・今のところ鹿さんはテープの周りを回っているだけらしい。ひとまず成功。

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日光ケッコー 動物編

       2008年7月23日(水)

          けふのうた

念願の猿・猫・龍に会いたくて人ごみ分けて前列に立つ

昨日に続いて・・・日光といえば「みざる・いわざる・きかざる」の三猿、眠り猫、鳴龍・・・と動物たちに会うのも楽しみ。

P7201413 まずは陽明門の階段の足元にかわいい狛犬発見。なんと逆立ちしている。「気付いてくれる人も少ないだろうにずっとがんばっていてえらいね」と頭をなででパチリ。

P7201427 陽明門の内側には龍・狛犬の頭・頭・頭。よく見るとみんな違う表情。一日中見ていても飽きないので「日暮門」とも。でも私はこの豪華さを一日飽きずに眺めてはいられないだろう。疲れちゃう。

P7201410 境内に入って三猿へ。厩の正面の上部には何匹もほかの猿がいたのね。三猿ばかり注目されて怒っていないかしら?なんていいながら私もそれしか写真に撮らず。

「みざる・いわざる・きかざる・しざる」で四猿とも言うらしい。股間を押さえて何を「しざる」?

P7201411 「想像の象」というのも。さすが絵師。見たことがなくてもケッコウ似ているものだと感心。「尻尾が三つに分かれている」とは修学旅行のガイドのただ聞き。

P7201418 家康の墓所へ続く門の欄間には左甚五郎作の眠り猫。アップで写したらケッコウ貧相な顔だね。うちの子たちの方がよっぽどかわいいじゃん?なんていいながらひいひい言いつつ石段を上ること10分。バチが当たったのか下りは膝が痛い。

最後は「鳴龍」。説明役のお坊さんがよく通る声で説明しながら龍の顔の真下で拍子木を打つ。怖い顔の龍だからどんな鳴き声か期待しながら耳を澄ますと天井と床が共鳴して鈴虫のようなきれいな残響。顔と違いすぎじゃん・・・?

突然の拍子木の音に驚いた赤ちゃんが泣き出してこれが「ホントの鳴龍」?

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日光ケッコー

P7201404   2008年7月22日(火)

            けふのうた

杉木立に光り輝く陽明門疲れを覚ゆ庶民の吾は

3連休の中日に日光をはじめて訪れた。朝5時半出発。途中菅沼湖畔でさわやかな空気を吸いながら小休止。中禅寺湖には9時半に着いた。

P7201399 一足遅れで遊覧船が出てしまい次まで1時間あるというので「華厳の滝」へ。エレベーターで滝壷のところまでいけるというが一人500円だというのでパス。展望台から豪快に流れ落ちる滝を拝す。

そのまま「いろは坂」を下り東照宮へ。写真や映像では何度もお目にかかっているが全体の雰囲気はやはり足を運ばねば分からない。

P7201414

鬱蒼としたモノトーンの杉木立の中に極彩色の贅を尽くした豪華な建物は圧巻。でも意外にこじんまりしているなあという印象。

それよりもお坊さんの熱心なセールストークを楽しむ。

「生まれた干支にちなんだ仏様(私は大日如来様だそうな)をお守りとして身に着けていられますようにぜひお買い求めください」とは輪王寺三仏堂のお坊さん。

「ここで焚いているのと同じお線香をどうぞ明かりのついておりますところでお求めください」とは「鳴龍」を聞かせてくれたお坊さん。

P7201421 1200円の拝観料はちょっとお高いかな?でもまあ世界遺産と思い納得したが特別公開の家康の棺が納められている奥宮参拝にまた520円。さすが商売上手な三河の家康さんの廟所。

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ムシがつく

P7131303_2    2008年7月21日(月)

     けふのうた

手にのりてしばし離れぬてふてふは魔法にかかりし王子ならむ

昔から私は虫がつきにくかった。子供のころは蚊やブヨ。長じてはいわゆる「わるいむし

子供のころはガリガリだったからおいしそうじゃなかったのか、同じ環境にいても私だけはほとんど刺されなかった。きっといい匂いを発していなかったのだろう。

P7131265 そんな娘にも思春期は訪れ、さなぎからそれなりの蝶へと変わるときがやってくる。しかしホルモンが足りないのかあまりの性格のキツサに恐れをなしたのかオスのムシはなかなか近寄ってこなかった。think

中学生のころはグループサウンズ全盛でジュリーやショーケンは女の子の憧れ。ところが人と同じということが苦手なひねくれもんはジュリーへの憧れを封印。トッポ(加橋かつみ)のファンと公言した。確かに歌はうまいがジュリーのようなセクシーさやオーラはない。

ことほど左様にいつもどこかが人とずれる人生だ。ブームを覚めた眼で横から眺めるというのは冷静な態度だが反面つまらない・・・だから韓流ブームには生まれて初めて素直にハマった。(成長したもんだ)happy01

ヨン様をヨウォニ サランヘヨ~(永遠に愛している)heart02

P7131307 ★久しぶりについたムシ。ずっと私の手の汗を吸っていた。やっぱり人とは違う味がする?

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黄つりふね

P7171344   2008年7月20日(日)

    けふのうた

朝つゆをのせてかそかに揺れてゐる吊舟繰る小人はいずこ

早朝散歩のコースを変えた。北へ向かって直登。浅間山の裾野なので結構勾配はきつい。その代わり帰りはら~く楽。

P7191363 道沿いに小さな用水があり、まだコンクリートブロックで固められていない自然に蛇行した流れが心を和ませてくれる。

ある日川岸の斜面にキツリフネが咲いているのを見つけた。ふるさと魚沼では赤紫のはよく見たが黄色は見なかったような・・・そういえばホタルブクロも白ばかりだったがこちらは赤紫ばかり。

P7191366 川岸や少し湿ったような木陰に群生しているツリフネソウの変わった花形が気に入っていた。プラプラ揺れる花はそうないので子供心に面白かったのだろう。

大きくなって画家の安野光雅の「野の花」の画集の中に小人がツリフネヨウの花に腰掛けているのを見つけた。

「そうだ!これなんだ」と子供のころのぼんやりしていたイメージがはっきりした。以来ツリフネソウと小人は私の中で一対になった。

今久しぶりに「赤毛のアン」を読んでいる。早朝散歩のときだけは10才の少女。

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言わぬが花?

P7071214    2008年7月19日(土)

     けふのうた

放たれし言葉は二度と戻らぬと知りてなおまた・・・ 「言わぬが花」か

国語国文学科卒。え”ーっ?ハイ、卒業証書にはそう書いてあります。coldsweats01

子供のころから母によく言われた。「物はいいよう。同じことでも言い方でずいぶん変わる。お前は言い方がキツイから気をつけなさいcatface

そういわれるとつい「間違ったことは言っていない」と反発したが、相手の気持ちを考えるということは確かに足らなかった。いや現在進行形・・・think

他人様だとそれなりの配慮というか世間の常識らしきものも少しはわきまえるが、こと身近な人にはついつい気が緩み・・・というか遠慮がなくなって結構きついことを言う(らしい?)

思ったことをズバッというのは父譲りだ。オブラートに包んで言うことができない、というより「したくない」といったほうがいいのだろうか。bleah

親しい人とは会話のリズムややり取りの面白さを優先してしまってついつい言葉が軽くなってしまう。そういう人ではない夫は私の言葉をそのまま受け取ってけっこう傷ついたらしい。

軽いノリを楽しみながらも自分の思いを素直に伝えることが苦手で肝心のときは黙りこんでしまう。困ったヤツだと吾ながら思う。wink

今日で「ねこやしき」6ヶ月。

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梅干

P7121254    2008年7月18日(金)

      けふのうた

夏の陽に梅を広げてゐし母を思ひ出しつつ漬ける四十個

我が家の梅が今年初めて1キロ40個あまり採れた。

この梅は新築した年に植えた白梅だが若気の至りで紅梅がほしくなり狭い庭には紅白梅図とはいかず裏に移されて長らく省みられなかった。

ところが私も少しは成長し?白い花の美しさに惹かれるようになり再び日当たりのよい庭に移された。そのうち紅梅は弱りついに今年枯れてしまった。

入れ替わるように白梅はよく花をつけ今年はそれなりにたくさん実をつけた。一つ二つと熟れて落ちるようになりいつもならそのまま落果させるのだが何十個ももったいないと梅干にすることにした。

黄色く色づいて香りもしてきたので収穫し一晩水に浸し塩と焼酎を振って水が上がるのを待った。

庭の紫蘇も入れてさて土用を待って40個ほどの梅を3日3晩干しましょう。

母は毎年茣蓙いっぱいに干していたっけ。その母の姿も梅の木も今はもうない。

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ネジ花

P7141323     2008年7月17日(木)

        けふのうた

桃色の螺旋階段のぼり行き空へ飛び発つ夢を見し頃

早朝散歩で公園のなかを通る。春は桜が美しく今は大きな木陰を作ってくれている。一面の芝の緑の中に小さなピンク色をみつけた。ネジ花が咲いていた。

P7141317 愛らしい螺旋階段のような花が大好きだ。子供のころは道端によくあったが今ではあまり見かけない。

ユニークな形にひと時空想の世界に誘われる。虫のように小さくなって階段を上っていくと広い広い大空が見えるだけ。そこから飛びたって風に身を任せ・・・・想像の世界はどこまでも広がる。

何気ない道も子供には楽しい世界が潜んでいる。道草しながら自分の世界に遊ぶ時間は子供には大切だ。

今の子供たちはそういう意味ではかわいそうだ。「子供の時間をもつ」という権利が侵食されている気がする。

P7171355 ネジ花が咲くと次は燃えるようなヤブカンゾウ。昔の人は夏草を刈るときカンゾウの花は残しておいてくれたっけ。

今はビーバーで刈るので、ネジ花のような小さな花は草と一緒に刈られてしまい本来は強い花なのだが実をつけることができず絶滅危惧種になるかも。

公園のネジ花はどうなるのだろう。

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グミの木

P7081219      2008年7月16日(水)

           けふのうた

くり返し芽吹き花咲き実を付けしグミの大樹の見守りし女(ひと)

散歩道の田んぼの脇に大きなグミの木がある。赤やオレンジの実がぶらぶらしているがうっかり手を出そうものならえらい目にあう。

もうずいぶん赤いから試しにと1粒口に入れたら

「おっ?甘」「ひぇ~っ!シブ~ッ!!」ペッペッペ~coldsweats02

これだからまだ小鳥は食べないんだ。think

このグミの木は近所の95歳になるおばあちゃんがまだ長男が背中にいるころ植えたのだという。田んぼ仕事で休む木陰とおやつのためだったかな?

このおばあちゃんは15年前犬にかまれて入院したことがあった。先生に年を聞かれて「まだ80でごわす」といって褒められたとか。たいていの人は「もう80」というのにさすが!!

おばあちゃんはまだちゃんと身支度をして田畑に行き長男のおじさんが仕事をしているのをニコニコしながら眺めている。時には草取りくらいはする。

長生きするといいことばかりではなく辛いことも経験する。数年前二十歳そこそこのお孫さんを亡くし、去年は孫の夫を送った。

「こんなおばあさんばかり長生きして・・・」というがこれも与えられた命。ここまできたら100歳までがんばって!!

件のグミの実はある朝すっかりなくなっていた。鳥は一番おいしいところで一斉に食べる。やっぱり誰か試食してみるのかな?

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鹿対策

       2008年7月15日(火)     

           けふのうた

再三の願ひ叶はず鹿来たる秋の収穫いかほどならむ

山の畑が鹿にやられ続けている。pout

P7131259_3 青大豆の若芽が食べられたことは以前書いたが、その後ようやく伸びてきた2番芽3番芽もやられてしまい、ちっとも背が伸びない。weep

P7131262 かぼちゃは再起不能?というくらい何回も食べられたらしくまだ蔓がない。crying

サツマイモもやられたが何とかまた新芽が出てきたようだ。coldsweats01

ジャガイモ、ねぎ、夕顔も試食したらしいが、あまり好みの味ではなかったらしくそれ以上は食べられていない。

ジャガイモ、ねぎの畝を越えついに人家に近い枝豆の畝までやってきたことで夫の危機感は高まりついに鹿対策を講じることになった。

P7131270 まずは畑の周りにぐるっと棒を立てて黄色いテープを張りめぐらせた。ただテープを張るならどうということはないがそこは研究熱心な夫のこと、テープの上下の間隔を鹿の体型にあわせて張る電気柵の間隔と同じにしたらしい。

さてその成果や如何に?

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耐えて泣く?

P7101250    2008年7月14日(月)

      けふのうた

意味知らぬ歌も楽しく歌ひをり風呂の中でも布団の中でも

お風呂に入るとその日の気分で自然に歌のジャンルが決まる。ポピュラー、唱歌、歌曲、演歌、フォーク・・・。

子供のころ耳で覚えた歌詞が実はぜんぜん違っていたということはよくきく話だ。

「故郷の廃家」を歌っていてふと思った。あれ?この歌詞ってぜんぜん違う意味じゃん?

私の場合は歌詞は同じなのだが自分が思い描いているイメージがまったく違っていたのだ。

本来は、

「荒れたるわが家に住む人絶えて無く

というのだがわたしの中では、

「荒れたるわが家に住む人耐えて泣く

一人で笑ってしまった。

そういえば「菩提樹」の歌詞も

「幹には彫(え)りぬ」を

「幹に映えりぬ」とずっと長い間歌っていたっけ。

文語調の歌詞や音符につける歌詞が平仮名だからだろう。まだまだこういうのがあるかもしれない。

最近は歌詞が難しいからという理由でずっと歌われてきた歌が教科書からはずされることが多いという。

私みたいなのがいるからそれも一理あるかもしれないがどこかおかしい。本末転倒だ。

難しければ説明すればいいし、そのときはわからなくても大人になって分かる歌があってもいいと思う。

皆さんどう思われますか?

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プチヴェール

P7101252   2008年7月13日(日)

     けふのうた

来年の春まで我が家の食卓と家計助けむプチヴェール四株

注文していたプチヴェールの苗が届いた。ご存知だろうか。最近の新顔の野菜らしい。まあ芽キャベツの巻きそこないと思えば間違いないかな?

以前スーパーで見かけたので食べてみたらなかなか甘くておいしかった。その後すぐにTVで紹介されていて秋から春先までずっと収穫し続けられるというではないか。これはいい!と思ったがそこは埼玉県。氷点下10度になる浅間高原では無理かな?

それでもと思って毎年ジャガイモや種を買うお店でプチヴェールのことを尋ねてみた。すると注文を受けるという。まあ真冬になるまで食べられればいいかと思って頼んだ。

品物が来たというので取りに行くとうれしい情報。我が家よりも少し標高の高いお宅でも3月まで外で育ったというではないか。ヤッターッ!これで寒さはクリアー。後は新しい恋人には格別入れ込む夫の手厚いお世話で冬中食べられそうだ。

ただしおいしいので虫も付きやすいとか。それが一番の心配。

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たんちゃん亡きあと

P2160011_3       2008年7月12日(土)

       けふのうた

手作りのオシメ残れり たんちゃんと過ごせし七年夢のごとくに

たんちゃんがお星さんになって半月。人間も猫たちも少なからず生活に変化が生じている。

夫の朝はシンプルになった。起きたらまずたんちゃんのおしめを替え、お尻をきれいにしご飯を用意し水を替え・・・という一連の流れだったがそれがすっぽりなくなってなんだか手持ち無沙汰らし。

私の朝は「アンニョンハセヨ~」「にゃあ~」がなくなりチトつまらん。一番は週2回のオシメ作りと日に4度のオシメ替えがなくなったこと。楽にはなったけどそれはそれで寂しいものだ。

ピアノを弾いていてもたんちゃんの一声で中断が当たり前だったが、代わってはなぴーが頻繁に開放されたドアから出入りしてドアガール。やっぱり細切れ生活?

はなぴーは今までそれなりにたんちゃんに遠慮していたらしく、すぐに二階に上がっていたが今ではリビングにずっといるようになった。

そうなるとおにいちゃんにちょっかいを出さずにはいられないらしく衝突。お兄ちゃんはずっと外暮らしになり、結果縄張り争いなどで怪我をして病院通い。

夫の朝は暇になったが夜が忙しくなった。はなぴーが夜中に何度も出たり入ったりで雨の日などそのたび体を拭いてやるので眠れないと早寝になった。わたしもつられて早寝早起き健康家族?

P6261021_2 たんちゃんが亡くなった翌朝咲いた新しいユリは「たんちゃんのユリ」と名づけた。それももうすぐ終わろうとしている。

テーブルの下を覗くといつもあったあの愛くるしい瞳にもう二度と逢えないのがせつない。

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校歌メドレー

P7071215_2     2008年7月11日(金) 

       けふのうた

フロオケに校歌歌えば懐かしく浮かび来れりその時々が

「光輝満つ われらが母校 城中の名 負いて~」

突然口をついて出たフロオケの最初のナンバーは母校城内中学校の第1応援歌。いや~何十年ぶり~?歌い続けたら最後まで歌えるじゃないの!スゴッ!!

気をよくして次は中学校歌。

P5020559 「八海の~裾野豊か~に 風和み うるわし田園(その)健やかに 萌える若芽の~」

何というわが記憶力。

しかし年取ると昔のことはより鮮明になるとか・・・さらに高校、大学、勤務した学校・・・と面白いほど歌える。たいてい1番だけだけど。

校歌は体育館でみんなで歌うことが多いので全校集会や式典で並んでいる光景が思い浮かぶ。

小学校の古い木造の運動場、冬は窓の隙間から雪が吹き込んでいたっけ。

まるでイモ洗いのようにいっぱいの子供が遊んでいた。粗末な服装だがみんな目が輝いていた坊主頭におかっぱ頭。

応援歌を歌うと大会前の推戴式のステージに立つユニフォーム姿の仲間や奇しくも水害の日だった陸上県大会のスタート前の緊張した自分の姿。

始業前や昼休みの応援練習は結構厳しかった。軍隊みたいで違和感があったけど今はなぜか懐かしい。

近頃昔の思い出が多いね。過去はどんどん長くなっていくわけだから当然といえば当然だけど・・・いやいや思い出せるうちに書いておかなくっちゃ!

★母なる山「八海山」

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認認介護

P2210154     2008年7月10日(木)

        けふのうた

「君たちを残して先にはいかないよ」猫に語れば嬉しげににゃあ

先日新聞の1面に「老老から認認 介護現場に変化」という文字が。「ニンニン」という言葉だけ聞くとなんか忍者ハットリ君のノリでかわいい感じだがよくよく考えると恐ろしい。「認」は「認知症」なのだ。

最近いや以前から我が家では日常的に「死」「墓」「遺言」がよく話題にのぼる。(この先それしかない?)

「墓地」はすでに夫の2回の手術を経験し用意した。20年前に遺言書もいただいた。「すべての財産を愛する妻○○に贈る」え~っ愛する?今じゃもう無効じゃないの??

P2150127 夫はよく「おまえはあと10年(最近5年に短縮された)」という。その代わり好きなことをしていいというお墨付きだ。彼はいつも最低最悪の状況を考えて生きるという慎重(ネクラ?)な性格なので5年または10年過ぎてもまだ女房が生きていればもうけものという考えなのだろうか。

私の母方の女はあまり長生きしない。祖母は58才、母は68才で逝った。だから私はせめて78才まではと何の根拠もなく考えているがそれでも平均寿命より10年近く短いなあ。

「早く逝ったもの勝ち」だからそれでもいいかな?だって子供のいない我が家で夫婦二人とも認知症になったらと考えるとマジにぞっとする。

「順番どおりなら少しくらい早くてもいい」とは父の口癖。

「お父さんはどこも悪いところがないから適当なところで逝ってくれないと私のほうが先かもしれないよ」とは半分冗談だが人間寿命が延びたといっても老後が伸びただけ。不老長寿を願った結果が「認認介護」では哀しいばかりだ。

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サマータイム

P7071198         2008年7月9日(水)

       けふのうた

ご褒美は熟れた木苺桑イチゴ早朝散歩の楽しみ見っけ

日曜日の朝ぱっと眼が覚めたら5時15分。いつもならもう一眠りと決め込むのだがそのまま起きた。よし散歩に行こう。

このところまったく動かない生活に吾ながらあきれるやら感心するやら?

1メートルと離れていないパソコンとピアノの椅子を移動してほとんどの時間を過ごす。もちろんトイレにも行くし台所にも立つが寝る以外の大部分は椅子に座っている。

暑くなったのもいけない。今まではお昼前の1時間が運動の時間だったがもうそんな日盛りに歩けば午後は寝ていなくちゃ・・・ということで涼しい夕方にと思っているうちに夫が帰宅。ああまた今日も歩けなかったとなる。なんと贅沢なという声が聞こえてきそうだがそういうサイクルになってしまった。

そうだサマータイムを導入しよう。ということで今までの6時起床を5時にすることにした。久しぶりの早起きは気持ちいいねえ。MP3でショパンを聞きながら歩いていると眠っている体も起きてくる。

P7071205 この時期は桑イチゴと木苺が早朝おやつ。30分ほど歩いて帰って朝ごはん。いつもおいしい朝ごはんがさらにおいしい。

寒くなって早朝散歩ができなくなるまでしばらくはMy  Only  Summer  Time。でも続くかなあ??

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初物

P7041106_2   2008年7月8日(火)

    けふのうた

女房より若い恋人かわいいと朝な夕なに畑のぞく夫(つま)

我が家の前栽畑で初物のナスが採れた。「初物を食べると75日長生きする」とか。その前夜の「おかひじき」も初物だったのでこれで150日命が延びた。

P7041108 いま我が家の猫の額よりも狭い畑には、なす・トマト・いんげん・つる紫・おかひじき・ゴーヤー・しそ・ルバーブが肩寄せあって育っている。

以前は私が担当していたがいつのころからかもっぱら夫が世話するようになった。するとどれもこれもすばらしいものが採れる。

夫は会社まで徒歩15分というチョー近距離通勤だが始業1時間前には家を出る。真っ先に向かうのは恋人の待つ畑。顔色を見声を聞き健康チェックに余念がない。女房が美容院に行っても気付かないヤツなのに・・・。

しばらくは温度調節のホットキャップを付けておくかはずすか微妙な気温が続いたのでデータチャンネルで天気予報をこまめにチェック。「日が出てきたら10時ごろにキャップをはずしてあげて」と妻に恋人の世話を細かく指示していつか姿を消している。正確な出勤時間をいまだに私は知らない。

そんな夫の細やかな気配りのおかげで多少天候不順でも我が家の野菜たちは元気に育ちご近所から羨望の眼差しが注がれる。それは夫もひそかにうれしいらしく研究に余念がない。

さてたった1つの初物のナス。買ったナスと一緒にするのもねえ。夫の好物の漬物にでもしましょうか。

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七夕の蛍

P7061154        2008年7月7日(月)

      けふのうた

明滅の愛の言葉に恋ふ人をさがす蛍のはかなき命

先日地震に見舞われた宮城県栗原市の沢で蛍が舞い被災者を慰めたという。幸いその沢は無事で長年蛍を守ってきた人たちはさぞほっとし励まされたことだろう。

暗闇に舞う蛍は幼いころを思い出す。

子供のころはよく家の中にも蛍が入ってきた。部屋の電気を消して明滅する光を追いながら不思議な気持ちになったことを覚えている。山際のせせらぎに行くとまさに乱舞。そのせせらぎもすでにU字溝がふせられ蛍は姿を消したという。

もうひとつ蛍といえば「人の魂」を思わせる。

もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂かとぞみる

情熱の歌人和泉式部は恋する女の切なさをその光に託してこう詠っている。

P6080825_2 「蛍」とは「星」「垂る」からきているとも。暗闇のなかで逢えない恋人を想いながら見つめる蛍・・・ああなんて哀しく美しい時間(とき)。

私が最後に蛍を見たのはもう20年も前のたったひとつのはかない光。

今日は七夕。今夜は空でも地上でも恋人たちの逢瀬がいくつもあるのだろう。

★青い星の花「シラーベルビアナ」

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湯の丸高原

P7051151   2008年7月6日(日)

     けふのうた

足元の小さき花にも声上げて子らは歩めり高原の道

きのうは第3回子供自然探検隊で湯の丸高原に行ってきた。

朝から快晴で高原散策には最高。バスで40分ほどいくと地蔵峠に到着。ビジターセンターで湯の丸高原の四季をまとめたビデオを見て再びバスで20分ほど行くと池の平駐車場に着く。

P7051113_2 湯の丸高原はその昔火山が爆発して中央部がなくなり外輪山から流れ込んだ雨水がたまってできた池の平湿原が特徴。外輪山も2000メートル以下だが気候によって3000メート級の高山植物が見られる貴重な山だ。

今回はコマクサなどの高山植物ををいくつか覚えることが目的。

夏の花はまだ少し早かったがアヤメ、ハクサンシャクナゲなどが咲き始め、燃えるようなオレンジのレンゲツツジも残っていた。

P7051127_2 歩き始めて1時間ほどでコマクサの群生地に着く。可憐なピンクの花がたくさん風に揺れているがガレ場のコマクサはあまりにも小さすぎて子供たちはなかなか見つけられない。入らないようにフェンスもあるのでスケッチするのも大変。それでも一生懸命描いていた。

私も白馬岳で初めてコマクサに出会ったときはその小ささにビックリ。どの写真もアップなのでそこそこの大きさの花だと思っていた。(これもだいぶアップだ)

P7051137 昼食後下って湿原の中の木道を歩く。まだ花は何もないが一面に広がる笹原もまた壮観だ。あと2・3週間もするとアヤメの群生の中にヤナギランやマツムシソウが咲き乱れ湿原は歓喜の夏を迎える。

★最初の写真は子供たちが見つけたハルゼミの抜け殻バッヂ。  今年も殻を食べるパフォーマンスで子供たちを驚かせた。

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赤毛のアン

P7011089_2      2008年7月5日(土)

      けふのうた

おかっぱの黒髪風になびかせて幼きわれも「赤毛のアン」か

今年は「赤毛のアン」が出版されて100年だとか。「赤毛のアン」は私にはとても大切な本だ。

子供のころから少し集団が苦手な私は友達と遊ぶより野山を一人でさまようことが好きだった。学校に入って本を読む楽しさを知ったが「小公女」や「若草物語」というようないわゆるその年代の女の子向けの本はなぜか読まず、エジプトやインカなどの遺跡発掘などの本に心躍らせるちょっぴり背伸びした子だった。

そんな私が「赤毛のアン」と出会ったのはなんと大学生になってから。エーッ?というくらい遅いアンデビュー。そしてハマッた。

私は子供のころガリガリにやせていて意地悪な男の子にはやし立てられ口には出さなかったが子供心に切なかった。今ならいじめで問題にされるが当時は男の子が女の子の悪口を言うのなんてのは当たり前で問題にもならなかった。でも負けん気と正義感は強かったのでそのまま泣き寝入りなんてことはなかったが。

P7031101_2 目ばかり大きくてやせっぽちの真っ赤な髪のアン。好奇心が強くきれいなものが大好き。でも孤児の切なさも胸に秘めた向学心に燃えるアンが成長していく姿に自分を重ねてわくわくして読んだ。

今でも夏になるとアンに逢いたくなる。

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バラ園

P7011087_2   2008年7月4日(金)

     けふのうた

色に酔ひ香りに酔ひてさまよへばいつしか憂ひ消え去りてをり

今週は2回軽井沢レイクガーデンのバラ園に行った。レイクニュータウンといったほうがわかりいいかもしれない。イギリス庭園にリニューアルされて今色とりどりのオールドローズが真っ盛りだ。

P7031104_2 ご存知のとおり少し皆さんとずれている私「バラはあの気位の高い感じがねえ・・・」と敬遠していたが多少成長したのか「やっぱりバラは美しい」と素直に言えるようになった。最近はオールドローズが主流で色はパステルカラーでやさしく咲き方もやさしく心まで優しくなる。

P7011064_2 駐車場から少し歩くと真っ先に目に飛び込んでくるやわらかな色とりどりの薔薇・バラ・ばら。近づくと風にのって甘酸っぱい香りが鼻をくすぐる。入場券を買うまでにもう十分楽しませてもらった。

P7031096_2 庭園に入るとそこはイギリス。真ん中に芝の緑、四方は白、緑、褐色の草花がさりげなく配置されバランスの取れた美しさをかもし出している。

P7031098 湖にはバラの島と森の島がつくられまったく違う雰囲気の島が橋でつながっている。水面には黄色の睡蓮が可憐な花を咲かせ鴨の番がゆったりと泳いでいた。

バラの時期ばかりではなく秋もまた訪れてみたい。

誰か素敵な人と・・・。

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中国茶道

P6230932    2008年7月3日(木)

      けふのうた

愛らしき白磁の碗に注がるる烏龍茶の香高き梅雨晴れ

昨日に続き中国語教室食事会のお話。

中国といえばお茶。いろいろな種類のお茶があるがすぐ思い浮かぶのはやはりウーロン茶だろう。そのウーロン茶にもいろいろあるらしいが詳しくないので省略。今回は4種類のお茶をいただいた。

先生の話だとウーロン茶は食前には飲まないほうがいいということで食前はジャスミン茶。独特な甘い香りを楽しむ。

P6281027 ところで中国のお茶の入れ方は独特だ。写真のような木や竹でできた茶盤の上ですべての作法が行われる。

まず日本の湯呑みくらいの茶碗にたっぷり茶葉をいれお湯を注いで蓋をしすぐにお湯を捨てる。それも茶盤の上に無造作に。捨てられたお湯は横についたホースを通って下の水受けに。

「もったいな~い」と思うのは日本人の感覚。茶葉を洗う作業なので何の抵抗もない。ちなみに「もったいない」に当たる中国語はないそうだ。このあたりにもこの先地球温暖化をさらに加速させる要因が潜んでいそうだ。

洗った茶葉にお湯を注いで少し蒸らし茶碗に注ぐ。その茶碗のかわいらしいこと。直径5センチもあるかないか。当然一口で飲めるが「もったいない」ので3口くらいにわけて味わいながらいただく。

P6281037 その間先生は休みなく「洗う入れる」を繰り返して振舞ってくださった。やはりこうなるといちいち茶葉を捨てに立つなんて動作はできない。茶盤の隅にはいつしかお茶殻の山ができていた。

日本の作法ではむきだしの茶殻の傍でお茶を入れるなんて感覚的にできないが、さすが合理性を優先する中国の茶道だと妙に感心。

同じ茶道でも「様式美」を追求する日本と「合理性」を優先する中国。お茶をいただきながらいつしか血液型の話になる。中国人はO型とB型が多いのだとか。お茶の入れ方ひとつとってもさもありなん。異文化を知るのは面白い。

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燕皮湯(イェンピータン)

P6281036_2    2008年7月2日(火)

      けふのうた

時経ても上達遅き中国語なれど楽しき中国語教室

6月の最終土曜日に中国語の仲間たちの食事会があった。先生のふるさと中国南部福建省の郷土料理のワンタンスープ「燕皮湯」(イェンピータン)作りと試食会。

正式には聞かなかったがきっとそうだろう。なぜかというとワンタンの皮を「燕皮(イェンピー)」というから。普通のワンタンの皮は小麦粉で作るがこの主原料はサツマイモのでんぷん。それに豚肉を練りこみ薄く薄~く紙のように伸ばして乾燥させる。ちょっと見は古障子紙?

P6281025 それを手のひらの半分くらいの大きさに切り分けて破れないように湿らせ、味付けした豚挽き肉をほんのほん~のちょっぴり真ん中に乗せてぎゅっと握れば出来上がり、チョー簡単。中の肉が出なければよいので餃子のように形を整える必要はないらしい。手数が多かったので冗談を言いながら作っているうちにあっという間に大きなバットいっぱいになった。200個くらいは作っただろうか。

塩コショーと鶏がらスープでの味付けはもちろん先生がなさって完成。先生いわく「日本のお椀小さすぎるね」といって丼によそう。いただくと中華という私たちのイメージとはだいぶ違うさっぱりとした味。むしろもう少し味が濃くても・・・というくらいの薄味。友達は途中から先生手作りの中華味噌を加えていた。

食べても食べてもなかなか減らないというくらい燕皮がいっぱい入っている。燕皮の食感は食べ慣れたワンタンとはまったく違い透明でシャリ感のある柔らかさだった。もう1品はミーフン(ビーフン)。こちらもわが家でよく食べるオイスターソース味ではなく塩コショーの薄味。気候のせいかやはり南のほうは薄味らしい。

大なべいっぱいに作った2品はおしゃべりの盛り上がりとともにいつの間にか消えていた。

★写真左が燕皮湯、右ミーフン。

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深緑美食コース

P6301053    2008年7月1日(火)

       けふのうた

深緑の雫に濡るる教会に神を讃えて響くゴスペル

6月29,30日に友達と泊りがけで軽井沢に遊んだ。すぐ近くなのにお泊り?と思うかもしれないが、たまにはリゾート気分を味わうホテルの豪華フランス料理とおしゃべりを楽しみたかった。

あいにくの土砂降りの寒さの中、軽井沢駅で友を迎え、午後から軽井沢高原教会で行われるゴスペル礼拝に臨んだ。森の中の小さな教会に響く力強い歌声と牧師さんの穏やかな説教を何時になく素直な心で聴いた。

その後傍のホテルのラウンジでコーヒーとケーキとおしゃべりで時を過ごし夕闇迫る霧の中白糸の滝を見て5時チェックイン。7時からいよいよ待望の深緑美食コースのテーブルに着いた。

ライトアップされた雨の中庭の緑を楽しみながらワインを傾けていると涼やかなガラスの大皿に色鮮やかな鮭と野菜のテリーヌが登場。ひんやりした食感と香りが食欲をそそる。次いでフォアグラとパパイアのソテー、とろけるおいしさに思わずう~ん。

お口直しのミントのシャーベットをいただくとオマールえびの何とかソース(覚えていられない)添え。メインは牛フィレステーキ。どれもおいしくいただいたが如何せん量が少ない。食べ終わった時点では一応満足感はあったが「夜中にはきっとおなかがすくね。それに帰ったらバケツいっぱいの野菜を食べないとバランスが取れないね」と笑いあった。

7時から始まったディナーは予想をはるかに超え食べ終わったのは8時45分。二人とも楽しみにしていた大河ドラマ「篤姫」の終了時間だった。

部屋の暑さと久しぶりのワインのせいか、それとも眠る前のお茶のせいか、頭が冴え渡ってとうとう5時半過ぎまで眠れなかった。

2日目はお天気も次第によくなり帽子を用意しなかったことを後悔しながらお買い物をした。

帰りは6月最後の日差しが木立を隙間から差し込む深緑の別荘地を通って友を駅まで送った。

前日は豪華フランス料理だったが残り物も並ぶ夕食のなんとおいしかったこと。友もきっとそう言いながらお土産話をしたことだろう。

★写真は聖パウロ教会

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