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インフォームドコンセント その2

     2009年3月12日(木)

        けふのうた

様々な計測器音の響く中父の寝息に耳を澄ませり

3月6日、父は再切開手術となった。腹腔内の出血が止まらず輸血にまでなったのでその原因を探り処置を行うことになった。

ようやく苦しい時期を乗り越えたのにまた同じ時間を過ごさなければならないかと思うとかわいそうだったが現実を見ればそれも止むを得ない。

施術した大学病院の医師の都合に合わせて急遽6日金曜日の10時半からとなった。

今度の麻酔時の気道確保は医師の手でとお願いした。

12時頃呼ばれたので前回のような医師の説明かと思ったら上着と帽子をつけて手術室に入るようにと言う。

何か重大なことでも起こっているのかと恐る恐る入るとすぐに手術台の父の切開したままの腹部が目に飛び込んできた。

「踏み台に上がって見てください」という医師の言葉に弟が上がった。

「2.3箇所焼きましたが大きな出血の箇所はありません」と医師は内臓を掻き分けながら説明した。

こんなことはめったにないと私も見せてもらった。金銭欲の強い?父だが腹の中はきれいなものだった。

後で考えるとあれは何の意味があったのだろうと思う。

結局出血はその焼いた箇所からだったのだろうからその処置をすればわざわざ家族に見せる必要もないはずなのだ。

あれは究極のダメ押しインフォームドコンセント?

術後しばらく主治医は顔をあわすたび両手を合わせて「ごめんね」と言ってくれるが「手術ミス」と言う意味の言葉は聞かない。

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コメント

最近ではすぐに訴訟沙汰になるので、病院も医師も予防線を張っているのでしょうか?
それにしても、お父様、短期間に2回も手術とは、大変でしたね。

私も、母の乳がん手術で取り出したおっぱいが、何年たっても脳裏から消えません。

ダメ押しさんへ
私もあの鮮やかな内臓の色は忘れないでしょう。
しばらくは筋子が食べられない?・・なんてことはありません。しょせん糖尿患者の食べ物ではありませんからね。(ねこおばさん)


投稿: ダメ押し | 2009年3月12日 (木) 09時20分

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